紫ししぶ

暇人大学生の旅と鉄道のブログ

宇高航路(高松~宇野)

 11月11日,宇高航路の運航休止が発表されました。鉄道連絡船時代から100年近く続く歴史ある航路である一方で瀬戸大橋の開通により近年は運航会社の撤退や減便が続いており休止もやむをえないのでしょう。私は今年の3月に高松→宇野で乗船していました。まさか最初で最後の乗船となるとは…
 2019年12月現在,宇高航路は四国フェリーが1日5往復で運航しています。私は大阪から18きっぷを使い日帰りで乗船することにし,鉄道の時間との兼ね合いも考慮して 17:05 高松発の便に乗りました。

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 行きは瀬戸大橋を渡って四国(宇多津)に上陸,その足で琴平を観光してから高松に向かい乗船までは高松港で時間を潰しました。高松港旅客ターミナルビルにはかつて展示場があったそうですが現在はその隣の建物である高松シンボルタワータワー3階,かがわプラザの一角に模型とわずかな展示がされているのみとなっています(香川県についてのさまざま展示があり普通の観光には向いている施設です)。

そんな風に過ごしていると高松港に船が到着しました。運賃は乗船当時690円でしたが5月に40円, 10月にさらに10円値上げされ12月3日現在740円となっています。

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宇高航路に就航する「第一しょうどしま丸」



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生憎ですが乗船中の写真は撮影していませんでした。人,車ともにそこそこの利用はあったと感じていましたが大量輸送が長所の船にとっては黒字には程遠い輸送量だったのでしょうか。
18時頃に宇野港へ到着したのですが時間の関係もあり高松と比べると静かな雰囲気でした。宇高連絡船の面影は少なくわずかな遺構と記念碑があるのみです。

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 宇高航路も休止まであとわずかとなりました。青春18きっぷで宇高航路へ足を運ぶ方もいるのでしょうか。私は最後を見届けに行くわけでも宇高航路に特別な思い入れのあるわけでもありません。そんな私ができることといえば精々乗船したという記憶を忘れないことぐらいでしょうか…

 

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西日本鉄道 紫駅

当ブログの名前の由来となった駅の一つ、西日本鉄道 紫駅です。
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独立した対面式ホーム2面2線、普通のみ停車のシンプルな駅です。一方で駅名標は駅名に合わせた紫色となっており個性が出ています。
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紫駅へは鹿児島本線 二日市駅から歩いて訪れました。二日市駅からは紫駅の方が距離的には近いはずですが駅前では紫駅ではなく西鉄二日市駅へ歩いて向かうよう誘導する看板が目立ちました。利便性を考えると私も普段であればそちらを選んだと思います。

JR伊万里駅とMR伊万里駅

先日唐津から筑肥線松浦鉄道(MR)を通り早岐経由で長崎へ向かった際に伊万里駅を利用しました.伊万里駅は以前は1つの駅だったようですが現在では駅舎と線路が分断され松浦鉄道とJRの駅が道路を挟む形になっています.一方で駅名標には両社ともに他方の駅も記載されています.

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道路を挟んで左が松浦鉄道(MR),右がJR

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MR伊万里駅駅名標

 

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JR伊万里駅駅名標

松浦鉄道では佐世保線大村線等の路線と連絡運輸が設定されており松浦鉄道の窓口で連絡乗車券を購入できます.下はMR伊万里駅で購入した乗車券です.f:id:syo_u44bu:20190916154409j:plain

有田駅到着後約10分で特急と接続する列車に乗車する予定だったため特急券も購入しようと考えましたが(当然ながら)特急券松浦鉄道では取り扱っておらずJR伊万里駅みどりの窓口へ向かいました.

駅舎間は現在も連絡通路で繋がっており実質的に1つの駅であるとはいえ窓口が分かれているのは若干不便な気もします.連続して両方の窓口を利用する需要は殆どないと思いますが.

下の2枚がJRのみどりの窓口で購入した乗車券類です.

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特急券を出すついでに長崎電軌の1日乗車券も発券していただきました.長崎電軌の1日乗車券は様々な購入方法がありその紹介で1つの記事にできそうです.

新潟→仙台弾丸旅 2/2

 前回の続きです.酒田駅でキハ40を眺めて時間を潰した後は東へ進んでいきます.まずは陸羽西線,快速最上川です.最上川沿いを爆走し快適な時間を過ごせました.欲を言えばボックスシート車ではなく回転クロスシート車に乗りたかったのですが…f:id:syo_u44bu:20190911153134j:plain

新庄からは山形新幹線で山形へ.ミニ新幹線に乗るのは初めてでしたが個人的には在来線を走る新幹線というよりも新幹線も走れる在来線特急という印象を受けました.新幹線区間には乗っていないくせに偉そうに.

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山形からは仙山線で仙台に向かう予定でしたが時間に余裕があったため左沢(あてらざわ)線へ寄り道しました.

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この路線を走るのは全席ロングシートのキハ101形です.写真は留置されている2両編成のものですが私が乗った時間は運良く?学生の帰宅時間であり4両編成の車内が乗客で埋まる様子を見ることができました.終点に到着した後はそのまま折り返し仙山線で仙台に向かいました.その後仙石東北ラインで高城町まで向かい折り返して仙石線で仙台まで戻ったところで2日目終了です.

 3日目は仙台空港線仙台空港に向かいpeachの便で関空へ.到着後は南海電鉄泉北高速鉄道の未乗区間を乗り潰してから帰宅しました.

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三国ヶ丘駅にて

 

新潟→仙台弾丸旅 1/2

 きらきらうえつが10月に定期運行を終了すると聞いて新潟に向かいました.完全に葬式鉄です.元々は東京から上越線で北上する予定でしたが日程調整に失敗し移動日込みで2泊3日の弾丸旅行となってしまいました.どうしてこうなった

 1日目は大阪から京都へ向かいそこでの用事を済ませた後に高速バスで新潟へ

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以前4列シートで地獄を見たことがあったため3列シートを予約しましたがやはり眠れません.そのため新潟駅まで耐えられず途中下車…ではありませんが直江津駅で下車し2日目をスタートしました.

 2日目は主に18きっぷでの移動です.まずは直江津駅始発のこちらで新潟へ

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快速おはよう信越です.こちらは全席指定の特急車両を使用した快速列車であり直江津駅発の新潟方面の始発列車でもあります.急行きたぐにのスジを引き継いだ列車だそうですが始発が全席指定というのはどこか違和感があります.きたぐには新津から自由席だったそうですし.そんな列車ですが新潟到着直前にはそこそこ人が乗っており空気輸送というわけでもなさそうでした.

 新潟駅からは快速きらきらうえつに乗車です.

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写真は桑川駅での停車時間に撮ったものです.新潟駅でも撮影しましたがあまりにも白飛びが多くそちらはボツです.こちらもうまく撮れたとは言えませんが…
葬式鉄が群がっているせいで海側の座席は取れませんでしたが絶景を堪能できました.えちごワンデーパス等で村上まで乗車という方もいたので途中駅からであれば海側の席を取れたのかもしれません.しかし山側の景色も捨てたものではなかったです.

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あつみ温泉駅で見たEF81 95の返空です!狙っていたわけではなかったためスマホでしか撮影できませんでしたが大満足でした.

 終点の酒田駅では駅名標やパネル等できらきらうえつの到着を歓迎していました.これらも10月にはお役御免であると考えると少し寂しいですね.新たな観光列車「海里」も地元と一緒に盛り上がっていくことを期待しています.

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余談 ~日程調整の失敗~

帰りの交通手段を考慮しお盆休みを避けて8/21のきらきらうえつを予約する→LCCのセールに釣られ8/22朝に仙台発の便を予約する(諸悪の根源)→数時間後になぜか8/20の予定が入る

 

ブログ始めました

 はじめまして.醤ゆと申します.このブログには主に私が行った旅の内容をテキトーに書いていこうと思います.拙い写真と文章を載せることになると思いますがどうぞよろしくお願いいたします.